自分が本当に欲しいものがわかると、心が動く。それがモンテッソーリのはじめの一歩。

2023年10月26日2023年10月27日

11月のオンライン開催をはじめに
３ヶ月でゆっくり進んでいくMトレ。

この３ヶ月どう進めるかの意図ねりをしているなかで
前にMトレを受けてくださったみなさんのコメントを
振り返っていました。

今日はそんな声から

自分の中に響いたものが、軸になっていく

３６５日お母さんができる
モンテッソーリ・ホームレッスン
りょう子（菅原陵子）先生です。
　

私の講座は、参加者みんなの疑問を一緒に解決しながら
その疑問が、あるいは思いが、どこから来るのか
お一人お一人、自分の中を探索していく
そんな時間を過ごしていきます。

だから、モンテッソーリ教育のいう
「大人のあり方」が理屈じゃなくて

ああ〜・・・
とか
おお！！という形で、
自分の中に溜まっていきます。

そのああ〜。とかおお〜は
やがて自分の育児のガイドになります。

全３回集まる＆日々のワークがあるMトレ
１回目を終えての
Yちゃんのお話です。

自分の求めていることがわかると？

今日、１番心が動いたことはなんですか？

自分の求めていることが
『わかって欲しい』ということだとわかったこと。

自分で自分が何を考えてるか
よくわからないと思っていたけれど、
自分の心の中にも芯になるものが
あったんだなと感じた。

何を喋ってるか、わからなくなりながらも
言葉を出してみて、

りょうこ先生に紐解いてもらって
『それがあなたの求めているものだよ』
って言われた時に

『え？』って思ったけど、
その瞬間涙が出てきて、
そうだったんだって不思議な感覚になった。

私は、生きていく中で、
いろんな感情があっていいと思っているのですが

その中で、特に子育てをしている中で
「なんでこの子は！？」とか
「どうしたら、そうなる！？」とか
教えなきゃいけない常識・しつけで気持ちが動いた時

その多くは、コントロール。
子どもに、「枠にはまりなさい」
って言っていることがほとんどです。

だけど、本当はそこに
自分の願いが隠れています。　

本当の自分、とか、自分のやりたいこと、とか
そんなことを探しがちだけど、
大人のその自分探しと、育児は、
根っこで繋がっている。　

子どもが自分が欲しいものを
持っていることに嫉妬して
常識とか躾を言っていたりもする。

嫉妬だ、躾だトラベルはどうでもよくて、
それがどんなものが自分にあるか。

そこに気がついたら育児って
育児の質感が変わります。

育児というか、子どもとの時間がね＾＾

自分の傾向をラベリングして。それで？

Yちゃんの１回目の気づき、つづきです。

それ以外に気づいたことはなんですか？

もっと自由にのびのびさせられたらな
と思いますが、
私のキャパの小ささ（小さい頃からしみついてる
　～べきからきている？）
でなかなかできていません。

この、反省とか自己分析って
実は、あんまり役に立たなくて、

ここに「自分が小さい」「これは育ったのがどうだから・・」
となって行っても
実はあまり解決しません。　

ラベルをつけて安心しているだけで
（不安にラベルがついて、安心する、って
変なんですけど、安心するんですよ）

本当は、その先がある。　

たまにカウンセリングを受けています。っていう方で
この「わたしって＊＊だから」というので
一生懸命、私のラベルを探している人がいますが
それ、きっと終わりがない。

言っていいんだけど、そこは終わらない沼ってこと。

本当は、描きたいのはその先です。　

Yちゃんの今後どんなふうになりそう？
と思ったら、こんな振り返りもありました。

自分が何にイライラしているのかの
気づき方を知ったので
子どもに怒りの矛先をむけることが減りそう。

子どもだから言ってもわからないとか、
聞いてもわからないとかじゃなくて、
聞き方を知ったことで子供も満足して安定する気がした。

他人の子供と社交性とか比べて
なんで出来ないんだろうと劣等感？
を感じることがあったけど、
そんな必要はなくて恥ずかしがり屋なだけって思えた。

娘はどんな子って説明することは
今までの私にとってはすごく難しくて、

以前夫にも聞いてみたらスラスラ出てきて
なんで自分の娘のことなのに、
私の方が長い時間一緒にいるのに
私は答えられないんだろうって悩んでいたけど、

娘を観察して、話をすることで
娘がどんな子なのか知ることが楽しみになってきた。