【受講者の変化】くつろいで本音をだす・・・そんな親子になるヒケツって?
2018年10月14日
お母さんが伸ばす好奇心
おうちモンテッソーリ
菅原陵子(りょうこ先生)です
ホームスタディ4ヶ月講座を受けると
何が変わるの?どういいの? というと
私は2つあると思っています。
・お母さんが、お子さんを
一人の人として接することがあたりまえに
できるようになること
・お母さんが
自分も無理なく、
心地よくいられるようになること
それは、毎日の生活の中で微妙な違いなのですが
親子関係に大きな違いを生んできます。
何が違うかって、
お子さんが駄々をこねなくなるし
親の顔色を見ない。でもわがままでもない
安定した気持ちで暮らし、落ち着いた子になる
いわゆる「作られたいい子」って感じではなくてね。
今日は、受講生のお母さまの毎日のワークの中から
Mさんのお話をご紹介します。
もし、ご自分のお子さんが同じことをしてきたときに
ご自分だったらなんていうか、
感じながら読んでみてくださいね。
いつも園バスを降りてお友達としばらく遊ぶ次女が、
固い表情で降りて来て
ママもう帰りたい〜。と言いました
↓
そう?じゃあみんなにお先にして帰ろ〜。
↓
抱っこ、と言いギュッとしがみついている次女。
抱っこしながら、お友達にお先にー、と
自宅に向かいました。
↓
抱っこがいいんだねぇ。
↓
うん、と首を振る次女。
↓
疲れちゃった?など聞きながら、
ハタと明日運動会だから緊張してるのかも?と
思ったわたし。
↓
もしかして…運動会だから緊張してる?
↓
頷く次女。
↓
内心可愛いなあー、と思いつつそれは出さずに、
そうかあ〜、初めての運動会だもんねぇ。
ドキドキするよねぇ。
↓
あなたはそのまんま、居れば大丈夫だからね。
やりたい競技だけ、やれば良いよ。
やりたくないのはやらなくて良いからねー、
好きにして大丈夫だよ。
↓
次女、小声で、
ホントはね、全部やってみたいの。楽しみ。
でも緊張するんだよ。
↓
私、ギュッとしながら、
そうかあー、そうなんだー。
大丈夫、緊張していても、あなたは大丈夫だよー。
↓
ほぼ無言でお昼ごはんを食べた次女。
少しお昼寝する?と寝かせておくと
しばらく膝で甘えて本を読み、
おやつを食べました。
その後はいつもの元気娘に戻って、
運動会のダンスを見せてくれました。
夜眠るときも、ママのトントンが心地いいのー、
と言います。
心地いい、って表現が良いね〜
面白い3歳児だなあ、と笑いながら
どんなあなたでも、愛してるよーと伝えました。
そして私もやることが溜まっていたので、
寝付くまでトントンせずに、
落ち着いてるから大丈夫だねぇ、
ママは向こうに行ってくるねーと話して寝室を出て来ました。
寝かしつけも、最近お互いのようすを見ながら、
ずっと付き合わなくても大丈夫かな、とか
自分のスペースを大事にしようと思えるようになり、
楽になりました。
*
褒めではないけど、本人を認める話だなと思って
スレッドにアップします。
いつも思うのは、
褒めるって、
認めるってことだなぁって。
どんな感情も、振る舞いも
その人のそのままがいいんだな〜と
思えることが増えました。
このやり取り、何だ普通じゃん。と思いますか?
私、このやり取りを普通にできるお母さんに
そんなにお会いしません。
たいてい、「仕方ないなあ」「めんどくさいなあ」「どうしたの」
くらい思っているから。
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