2019年01月08日
”したい子育て”ができる・かなう
おうちdeちゃんと!
ママ・モンテッソーリ
菅原陵子(りょうこ先生)です
本日2つ目の投稿
年末年始、皆さんはどんな時間を過ごされましたか?
私はこの時期、
おせちを作ったり、ご挨拶回りの対応をしながらではありますが
読書三昧の時間と決まっています
おととしは、バガボンドを一気読みし(えーと、マンガですみません)
横から子どもたちが「読んで」と差し込んでくる、『あたしンち』と
行ったり来たりしているうちに
頭の中がこんがらがっていました^^
今年は、これ。
軽めの本をダダダ〜っと。
結構な数を読みました。
面白かったのは、やっぱりアドラーのお話
『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』
そして、『メモの魔力』も面白かったです。
期待していた『非認知能力の育て方』は、
その主張のもとにされていた
引用文献の書籍をぜんぶ読んでいたせいか
軽いレビューを見ている感じを受けました。
この本、ボークさんがどうしていたか。
というお話に惹かれる人が多いかも知れません。
でも、ただの真似っ子だと実践は厳しいなあ。とも思いました。
ボークさんは、この前の本で、子どもを伸ばす(した)親=自分の育児を
SMARTという方法で管理したと紹介されていますが
SMARTを使う前提として親のタイプを分け、そもそも
親が整っていないと駄目だということを大前提に置いていました。
みんな、そこが難しいんです。 と思いながら読みましたもん私。。
今回の本は、それが書かれていないけれど、
やっぱり同じところに難しさがあるなあという印象。
さて。
で、ですね。
今日お伝えしたいのは、こういう本を読んだときに
ぐっと身になる読書の方法。です。
例えばボークさんが書いていることも
使えるようになる(かもれない)読み方。
それは、いちいち、いちいち、
自分が考えていることを言葉にしてみるといいです。
繰り返しますね。
いちいち、いちいち。
こんなふうに。
私は、気になった部分を書き写して、
どこが気になったのか
なんで気になったのか
どう思っているのか を書きます。
まあ正直いって、すっごーくすっごーく、
めんどくさいと思う人が多いと思います。
何がいいの?って思いますよね〜。
これは大学院のときに教えてもらった読み方。
前に、哲学者の苫野さんとその後輩の方も
そういう読み方をすると書いていらして、ああやっぱりなあ。と思いました。
編集者のときも、キレ者編集者の先輩がしていて
このお正月に読んでいた、『メモの魔力』でも同じことを書かれていたけれど。
読んで要点がわかるっていうのと何が違うかというとですね
自分が何を考えていて、どこに惹かれているのか
何ができてどうしたいのか。が見えてきます。
読む、書いてみる、自分を知る、やってみてどう違うのかをまた考える。
その繰り返しが、育児を変えます。
モンテッソーリ@ホームでは、私や他の人がやってきたことから
ある意味効率的に、お母さんが必要な「自分と子どもをみる力をつけるあれこれ」を
すすめていき、大人も成長を目指します。
大人の成人発達というのは、確立された分野なんです。
講座を受けなくてもご自身でもできます(タイヘンではあるけれど)。
で、そのためには、
目先の育児に本弄されるのではなく、子どもと心から安心できる世界を
自力で【本当に】目指すなら、ここから。です
本を読むとき、要点では、だめなの。
評論家になりたいならいいけれど
育児書を読む人って、変わりたいから読むんですよね?
するとね、
ただ読んで、面白かった、へえ〜、これやってみよう的なレベルでは
人って変わらないんです。残念ながら。
大人だって試行錯誤は大切なんです。
学校教育では、要約ができることが能力と教えられますが
それはテストで図りやすいから。要約しても、何も変わらない。
せっかく読むなら、ちょっと粘って読んでみるのもおすすめです❤
ではでは。
******
本を読んでも変わらないわ。
本を読んでも、書くのは嫌だわ。という方は、
講座もおすすめではあります。超効率的に、仲間と一緒に進んでいけます。
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