算数・国語・芸術センス・ロジカルな思考力は
幼児期の親子の時間で、育てることができます!
いつ・何を・どうする?がわかる。
お受験合格100%のモンテ教師が教える
いつもの暮らしの作り方バイブル!
いたずらを好奇心に変える!?【お母さまの10秒ワーク】実践報告
おうちでできる&ママができる
モンテッソーリ・ホームスタディの
菅原陵子(りょうこ先生)です。
モンテッソーリ教育を実践するときの
キホンのキって、なんだか知っていますか?
それは、子どもから始まるってこと。
といっても、
幼児の場合は
子どもからなにか提案をさせるではなく
子どもが何をしたいのかを、大人が観て取るってこと
そのために大人は何をするのか?というと
観る。待つ。が大切。
実際にその時間を持ってみると
「新鮮だなあ」「発見だなあ」と思うお母さまが多いです。
この子になんて声をかけますか?
なんて声をかけるかって
子どもの様子をちゃんと見ていると自然に変わるんです。
今、モンテッソーリ・ホームスタディでご紹介しているのは
必ず変わると自信をもってお出ししているプログラム。
毎日の生活で、取り入れてもらうことで
気づいたら、変わっていた。となる
ワークをいろいろしていきます。
たとえば
子どもから始めるための 10秒ワークでは
普段なら見落としていたであろう行動に
気づけて嬉しかったです。
また「ついつい時間を優先してしまう」
という状況になりがちだったので、
課題(ワーク)のおかげで少し余裕を
持つことが出来たような気がします。
(4歳のお子さんのお母さま)
というような気づきに始まり
娘がお散歩で転んだときにどこも打ってなかったみたいなので、どうするかな~。とワークをしてみました。
わたしが大丈夫だよ。と見ていると
泣かずにずーっと寝そべったまま、
顔をきょろきょろさせていました。
(ここまでも初めての出来事でした)
しばらく、横になったままいたのですが
突然、自分から起き上がって
別なところに遊びに行きました。
ワークを意識してなかったら、
その場で駆け寄って、
あれこれ手を出してしまっていたと思います。
娘にはちゃんと自分で考えるチカラがあるんだな、
と思えるようになりました
(1歳5か月の女の子のお母さま)
最近はジャンプがブームで
歌いながら飛びはねたりしています。
ソファの背もたれの上や花壇のレンガの上を歩いたり、
ジャンプしたり、いろんなところからでやるのですが
たまに落ちます。
でも、落ちても本人は
「満足!!やってやったぞ」という感じで泣かない。
こちらからしたらそれも不思議です。
やっているときに、
落ちないように先回りして声をかけたり、
そもそもやらないで。
と声をかけないこともそうですが、
講座で環境の作り方も学んだので、
やりやすい環境をつくるということは、
こういうところでも大切なんだなあ。
子どもを見ることから始まるってこういうことだなあ
と思うようになりました。
(3歳 男の子のお母さま)
というような方もいらっしゃいます。
一つの気づきの変化が
学んだすべてのところにつながっていく感じ。
そして
モンテッソーリの本の中には
一見、いたずらにしか見えない子どもの行為が
見方を変えただけで
子どもにとっては意味があってやっていることだし
親がそれをゆがめてみていると知って、はっとする。というような
お母さまの体験談が載っていたりしますが
これ、小さい時のことばかりではないんです。
たとえばお子さんが大きくなってきたとき。
「早くお風呂に入って!」「早くご飯食べて!!」
「ちゃんと準備して!」
ほらー!まだやってない。というときにも
こんなことが起こっています。
お風呂に入る時間でしたが
子どもがプラレールであそんでいて楽しそうだったので、
10秒ワークをしようと思って待ってみました。
子どもに声をかけなかったので、
わたしの時間がちょとでき、
なんとなくうろうろしていたら
『お風呂の時間だよね。ごめんね、待たせちゃって』
と子どもに言われました。
主体的に動けるんだということに
気づけることが多くなったのと
それ以外も
夢中でやっていることがあるときに
ご飯の時間、お風呂の時間だむりに止めなくなりました。
「先に食べるよ」「先に入ってるよ」と声をかけると、
後から「ありがとう、やらせてくれて」と
よく言うようになり少し変わりました。
(6歳のお子さんのお母さま)
子どものやりたいことを見る。
子どもの時間を待つって、
大人の都合の悪い(?)ところにもたくさんあります。
ですが、
そこにその子の好きなことが隠れていることもあります。
積み重ねて言って初めて見える「その子らしさ」を
見つける楽しさを知ると、
都合がわるいことは気にならなくなります。
モンテッソーリホームスタディが目指す世界は、
そんな親子の時間を作ることです。
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