算数・国語・芸術センス・ロジカルな思考力は
幼児期の親子の時間で、育てることができます!
いつ・何を・どうする?がわかる。
お受験合格100%のモンテ教師が教える
いつもの暮らしの作り方バイブル!
こだわりか?わがままか?わが子の主張に困るとき
365日
お母さんがおうちでできる
モンテッソーリ・ホームレッスン
菅原陵子(りょうこ先生)です。
先日、定期的に受けている
カウンセリングの師匠のセッションの中で
ああ。と思ったことがあります。
私たちは
起こったことから、なにか原因を探して
解決しようとする。
その「なにか原因」って、とても特定のなにか。
でも、人の成長や発達に
この「なにか原因」って本当にいらない(←ここまではいつも言っていますが)
でも、ものすご~くカンタンにひょっと顔を出すなあ。ということ。
人のものを見るメガネってとっても頑丈です
さて。
私の主催するモンテッソーリのお教室で、まだ泣くことがあるMくん。
泣くけれども、
少しづつ、活動の中にMくんらしさが
出て来るようになってきました。
泣いている彼は、どうこう。
泣く子はどうこう。って
大抵、泣くことと泣く子の育ちを気にすることが多いですが、
そんな一般論って、実はハナクソ(失礼!)みたいに
どうでもいいと思っているワタクシ。
自分の外にあるパターンを探すと
どんどん苦しくなります。
パターンは自分の中にある。
それが人の認知というもの。
少しづつ見えてきたM君らしさを見ながら
お母さんとお話しました。
それは、
ワガママと、こだわりについて。
モンテッソーリでいう、秩序の敏感期がいい例なんですけど
子どものどうにもならないこだわりは
一見わがままにも見えます。
でも、
そこには明確な判断基準があります。
(*秩序の敏感期のお話はこちらにも)
わがままとの見分け方は
理解するためのツボが人によって違うので
講座か個別相談でしかお話しませんが、
Mくんの場合、わがままな行動?でもというのに
お母さんが振り回されていて
「落ち着くならいい」
「心の傷になるかもしれないから何でも対応する」
というお話をたまにされていました。
ワガママとこだわり。
モンテッソーリの中でも
りょう子のモンテッソーリでは
明確に、それをしっかり分けていきます。
いくつかじっくりお話したあと
夜、お母様からこんなご連絡をいただきました。
* * * * * * * *
今日もありがとうございました。
先日、夫に「最近、何かに執着する事が増えた」と言う話をしたのを思い出しました。
そして今日、教室から帰ってきて”執着”と”わがまま”と”こだわりが”、混乱していた事に気がつき、なんだかスーッとしました。
考え過ぎるとグルグルと同じことを考えたり、モヤモヤしたり混乱しますが、シンプルに考え、感覚や感情を素直に受け取れば何だかクリアになるな、と今日つくづく思いました。
* * * * * * * *
うれしいですねー!!
育児書100冊読んだって
目の前のわが子の様子が捉えられなければ
育児書マニアか
辞書の索引みたいなおばさんにしかなりません。
本当は
目の前のわが子に、
できるだけのことをしてあげたい。
なのではないかな?と。
そして、それを叶えるためには
目の前の子に答えがあります。
だから育児書のパターンを探すと
苦しいのです。
でも、
お母さんと「こだわりか、ワガママか」を話す中で、
じゃあ、これは?
これは?
これは?
これは?
・
・
・
・
果てしないパタンを聞かれかけたので
いやいや、一つ一つの行動を評価しているのではなくて
今、基準をしっかりお話したよね。
そこに照らし合わせて、自分で考えられるようになるのが大事。
じゃないと
お母さんのフラフラも不安もなくならないよ。というお話を。
よく勘違いされるのですが
私、決して目先の安心のために
お母さんのお話を丁寧に聞いているわけでも
安心してもらうために
お母さんのお話に答えていたり
面談の時間を取るわけではないのです。
まあ、評価されるのは目先のことが多いですが
目先が変わるのなんてカンタン。
見ているのはもっと先。
時間が経っても大丈夫になるためのポイントが
ちゃんと腹に落ちたら、目先なんてすぐ楽になる。
続けたら未来もラクになります
でも、目先=できてない、わかってない。
そこから作っているいつものその人の育児は
わお~!!!ワンダフルという場合だけではないです。
どっちかと言うと、毎日ジェットコースターではないですか?
それをいい悪いも言わないけれど
ただ、そうなんだね。
で、どうしようか。
と、ちゃんと受け止めて見る。
そのどうしよう・・・のときに使えるツール(スキル?)を
持って帰ってもらいたいのです。
たとえ今、全部できなくてもわからなくても
1回でもいいからやってみたら
「ああ。」と思う日と時間ができてきます。
ワガママだよ。と誰かに言われて
反論したりもやもやしたり。
自分でもイラッとしたり。
こだわりが強い=賢い?とウキウキしても不安になったり。
それが育児というもの。
だからこそ指針をもって
親子の時間を重ねることが望ましく、
そして、その答えは、育児書ではなくて
わが子とあなたの間にあります。
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ママのための
モンテッソーリ・ホームレッスン
はじめは個別相談からお願いしています。
もやもやの時間がもったいないので
どうしたら~・・・と思う人はお声がけくださいね。
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*各ご家庭の「うちらしい」育児のポイントを一緒に見つけていきます。
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