算数・国語・芸術センス・ロジカルな思考力は
幼児期の親子の時間で、育てることができます!
いつ・何を・どうする?がわかる。
お受験合格100%のモンテ教師が教える
いつもの暮らしの作り方バイブル!
子どもの世界とあなたの世界を知る10秒ワークのお話
モンテッソーリ・ホームレッスンでは
おうちモンテッソーリをファッション的な育児や、その場しのぎの育児メソッドに終わらせないために、しっかり体になじませて、使えるようにしていくワークがたくさんあります。
その中でも、ここから初めて、ここに戻るワークをご紹介。
365日 お母さんがおうちで できる
モンテッソーリ・ホームレッスン
菅原りょう子(りょう子先生)です
始まりは10秒ワーク
長くやったら満たされる。をどう捉えるか
お母さんができるモンテッソーリをお伝えしていく中で、
1:子どもの興味がわからない。
2:集中がわからない。
3:敏感期がわからない。
そして
4:満足した顔がわからない。
という声をたくさんいただきます。
いずれも、じっくりさせたらこうなるんだよね?
っていう子どもの姿です。
わからないというお母さんの根っこに共通してあるのは
「こんな姿になるであろう」誤解
↓ ↓ ↓ ↓
・興味=なにかしている(例えばブロックが好き。とか)
・集中=長い時間やっている
・敏感期=お母さんがさせたい知的なことや、日常生活の規律を守ること
・満足した顔=笑顔
そんなふうに捉えている方が多くて、
そしてみんなわからなくなっていくように感じています。
わが子のことなのに、わからなくなっていく。
わからないというか、見失う感じです。
「答えは子どもが持っている」の入り口に立つ10秒
そんなとき、オススメなのが10秒ワーク
見失っているなら、まず見てみる。
とてもシンプルですが、効果は絶大。
モンテッソーリ教育でいう
こどもを【観察】する。
をやって見る&できるようになるための画期的ワークです。
モンテッソーリ教育に限らず、子どもを見よう。
答えは子どもが持っている。という教育者は多いですが
じゃあ、子どもが持っている答えは、どうしたら見つかるの?
聞いてみる? → いや、十分聞いている(あるいは話してくれる)
見てみる(観察?) → いや、見てるよ。**をよくしている。
なんて頭でぐるぐるする方も、まずはやってみてください。
ふと声をかけたくなったタイミングで、10秒
子どもが集中しない。
子どもが好きなことがわからない。という多くの場合
実は大人の都合のいいところでしか、子どもの時間がなかったりします。
10秒ワークをして見るタイミングは
たとえば家事が一区切りついたなど、自分の用事が終わって
次の活動に移ろうとしたとき。
それまではひとり遊びをしていた子どもに声をかけがちです。
それが実は子供の集中をぷっ。と切ってしまうときが多いです。
あるいは、ぱっと見たときに、好ましくないと予想される行動をするな。
という予感がしたときも、待って見るチャンス。
子どもと大人は、時間の流れも、考えていることも
見ていることも違います。
それは、大人と子供の違いでもあるし
当たり前ですが、一人の人と人の違いでもあります。
子どもが小さいほど、つい忘れてしまいがちな
「違う人」だという感覚を思い出したり、理解したり
相手=子どもの時間やスペースを守ると、
不思議なことに子どもの姿が見えてきます。
紹介していく実例で、見たり感じてほしいこと
たとえば、このあとに続く記事、受講生のシェアから感じてほしいのは
どんなときに待っているのか、だけではなくて
子どもとの会話をしながら、
お母さんとしては、何を意図して待っているのか。
そんなことを知っておくことだったり
子どもの笑顔のお話だったり、
その後の、子どものスムーズさ。
そして
お母さんご自身の満たされた気持ちだったりします。
言葉としてまとめるなら
ちゃんと感じること=自分に意識が向いていて、
子どもと区別されているってこと。
体感であなたが何を感じているのか
わかっていることも、わかっていないことも
しっかり受け止めてみる。というのがカギになります。
まず、あなたは何を感じているか?から
子どもとの暮らし、そしてモンテッソーリライフは
まず、自分が感じてみないことには絶対わかりません。
たとえば、10秒ワークでいうなら
あなたの10秒と子どもの感じる10秒は
同じ10秒でも価値が違う。
「こういうことを期待して」10秒待ってあげてるは
実は待ってないんです。子どもを見てもいない。
「こうしているか」ジャッジしているだけになります。
子どもの10秒を感じてみる。
その10秒を自分がどう感じているかを、自分で感じる。
その感じたものが親子時間の豊かさと
確かなモンテッソーリライフにつながっていきます。
そして、それがモンテッソーリでよく言われる
子どもを観察するのはじめの一歩。
もし、あなたのしたい育児や、子どもとの関係の作り方が
子どもを伸ばすためにできるだけのことをしたい
なのであれば、10秒ワークをぜひやってみてください。
そして、感じてみてくださいね。
全く違う、わが子の姿と自分の満たされ感がやってきます。
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