ストップ恨み節！　痛いなら未来をつくる会話にするのがコツ

2019年1月21日2024年6月28日

2019年01月21日

”ちゃんと子育てしたい”が
できる・かなう
おうちdeママ・モンテ
菅原陵子（りょうこ先生）です

さあ、離婚する！！と息巻くAさんのお話　続き

（前のお話はこちら）

あれ？どんな話だっけ？という方もこちら

旦那さんとケンカして

「あわないから」「性格が不一致だから」

「非協力的だから」「もう、男女じゃないから」

「私が我慢しているのに、合わせているのに、彼が〇〇だから」

というとき、離婚したっていい。はないよ。

「子どものために」離婚する　もウソ。

はなんで？というお話。

私には経済力もある。もっと働いたら、パートナーはいらない。

きー！！となってしまって、離婚すると心に決めた。

でも、その決断に　「痛みがある」。

そのときは、離婚は早まった決断だと思ってください。

とお伝えしました。

痛みがあるって、自称（？）賢い方はこんな反論を繰り出します。

そりゃ、離婚だもん痛いでしょうよ！！って。

でもね、

別に一般論で痛いなんて、カウンセラーの私はいいませんよ。

聞いてるのはそこじゃないので、そんなことを思った方は

ちょっとご注意。

痛みを感じないふりが上手です。

さあ、なぜ、早まってるかというと、

未来を作らないからです。

だって、Aさんの話を思い出してくださいね。

言っていることを大きくくくると

旦那が悪い！

私はかわいそう。

この２つに尽きます。

そして、じゃあどうしたいの？は「離婚したい」

でも、その離婚には痛みがある。

ただそれだけ。

だから、もう一度聞きます。

「本当はどうしたい？」もしくは「どうしてほしいの？」

それが未来につながるところです。

最近多いのは、これがわからない方が多いんです。

感情をとっても封印して、ロジックで語ろうとする訓練を

みんなと〜ってもやっているから。

でも、これが自分でもわからないのに、

相手には恨み節、自分には不幸節を振り回していたって

解決しないですよね。

そして、もっというと、子どもの気持ちもわからないですよね。

だって、理屈を超えたところに人は生きている。

そして、このいっつも！とか

私が！とか言っている間は、

それがわかってないと「上っつらの好き嫌い」

「勝ち負け」を振りかざして、相手や状況が変わっても同じことをしがちです。

たとえば、夫婦げんかの言い合いって、

いっつも同じところに落ちませんか？

お正月に読んでいたアドラー先生も同じ話をしていて

そうだねえ。。と思って読んでいたんですけど、

なんと

年明け、Aさんのお話をリアルに語る友がいて

「で、どうしたいの？」という話を何度ふっても

なかなか、恨み節と不幸な私から抜けなかったのですが

　　　ちなみにこれは、かつお節。。。。。
　　　なんか削ってしまうところが似ているなあ。。。

だんだんいい感じにほどけていきました。

時間がかかるんです。

アンタなんかきらいよ！！というのはカンタンですが、

自分が何をほしいと思っているのか、は

やっぱり時間がかかります。

でも、恨み節がほどけて「どうしたい」が見えたら

次の日、だんなさんとお話ししたくなり、時間をとったそうです。

「旦那さんが、私と違うところを見ていることに気がついた」

という話をしていました。

ちょっと仲良くなれたかな？？？

まあ、

自分が見ている世界と人が見ている世界は違う。とか

私のこの「離婚したい！！」とときどき思う気持ちが実は上っ面で

「本当は、、、」が見えていないなんて

けんかの渦中のときは誰も思わないと思いますが、

いっつも！という言葉が出るときは結構該当するときが多いです。

そして

自分を見つめるチャンスです。

ではでは

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