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家庭でもできる【敏感期】のチカラ。子どもがぐわっと変わる実話

モンテッソーリに興味を持って

「そうか!やりたい気持ちを大事にするのね!!」

「子どもがしたくてたまらない気持ちがあるのね。敏感期ね!!」

って思って敏感期、敏感期って思っている、そんなあなたに。

 

*****

365日
お母さんがおうちでできる
モンテッソーリ・ホームレッスン

菅原陵子(りょうこ先生)です。

 

今日のお話は、【敏感期】の話

 

敏感期って、なんだ?と思っていますか?

 

モンテッソーリの本には、

あることを獲得するために、やりたくてたまらなくて、

実際に、熱心に集中して、1つのことに取り組み

そして、終わるとスッキリした顔で

子どもが伸びるもの。

 

的な話が書いてあります。

 

で、これを読むとみなさんどう思いますか?

たいていの場合は、それでできないことができたり

算数や、国語的な要素が伸びるということを

イメージされている方が多いように思います。

 

 

具体的には、数字をかける、足し算ができる。とか

文字がかけるようになる。読めるようになる。とか

電車の仲間を言えたり、生物についてぐわ~っと語ったり。

いわゆる「大人からみて知的」を想定している方も多いな。

というのが私の印象です。

 

これをお読みくださっているあなたはどうですか?

 

 

 

 

大人にとって「都合のいい」はありえない。

 

でも、冷静に考えると、モンテッソーリのいう敏感期は

大人にとって都合のいいことばかりではないです。

 

ときに、

 

またー?なんで??と思ってしまうようなこと。

 

面倒くさい、親の手間がかかる。

親の時間がかかる。待たないといけない。

都合が悪い。見た目が悪い。

ということだってある。

 

するとどんな事が起こるか。というと

子どもに「何度言ってもやめない」

ということが起こります。

 

モンテッソーリ的な視線からみたら、

それに対して、イライラして、怒って、怒鳴って

子どもに必死にダメ出ししている。

そういう方もたくさん。

 

 

でもね、もう一度いいます。

大人にとって都合のいいことばかりではないです。

 

 

 

まず10秒ワークから始めるべき理由

 

都合のいいことばかりでもない。

でも伸びる可能性がある。

じゃあどうするの?って思いますか?

多くの人がここで無意識に2つのことを天秤にかけています。

 

それはなにか。

 

1:敏感期をうまく利用して、

2:できるなら子どもをいい方に持っていきたい

という気持ちがあるとき

 

意識の中でどういう事が起きているかと言うと

みなさん、カラダで感じてほしいのですが

右手に、子どもを伸ばしたい。

左手に、社会的・効率的・秩序だって欲しい・達成感を親が感じたい

(要はめんどくさくなく行きたい)

と、両手に、違う願いを持って、どっちか一つと思っているのと

同じ状態に自分がいます。

 

 

無意識にいくと、

この両方を天秤にかけてイライラしている方が多いです。

 

 

そして、大人はついつい手を出し、口を出し、答えを与え、時間を優先します。

 

それは、子どもの敏感期をスポイルする一番の原因。

ここを抜け出したいとき、おすすめするのは

子どもに声をかける前に10秒待ってみること。

 

 

無料でお届けしている電子書籍でもご紹介していますが、

私はこれを10秒ワークと呼んでます。

 

長くは待てないかもしれないけれど

10秒は待てるよね。

 

 

どういうこと?っていうのは

これ を見て(見直して?)ほしいです。

 

 

で。

変われないお母さんがいる

面白いのですが、さっと読んで、

「ああ、わかったわ。待てばいいのね」

という方は、たぶん変わらないです。

 

 

観察しても子どもの敏感期をうまく捉えられないお母さんがいます。

 

それは、見ているポイントがちょっと違うか、

感じることをちゃんとしていないか。

どちらかです。

 

 

 

お母さんが、家で自分のモンテができるようになる講座

モンテッソーリ・ホームレッスンを受講のお母さま方も

最初はそう。

そこからしばらく「観察」「待つこと」に取り組みます。

 

ときに、え?これでいいの?って思うこともあるし

なんか全然達成感ないんですけど。とか思いながら

それでも待ったことで、ときどきハッとすることに出会っては

ご自身の変化を感じたり

また忘れていろいろ思って、ここに戻る方が多いです。

 

 

 

理屈じゃなくて、カラダで、心から思って

10秒待てているかに左右されます。

 

 

実例:とある問題児?と言われがちな子の敏感期

目次

子どもって、

 

待ってあげて、その子の時間とスペースを守って、

認めてあげて、その子の中にあるもの

その子の中からほとばしるものに言葉を向ける

意識をちゃんと向けてあげる。

と伸びるって言うけれど、

 

具体的にどんなことかわかりますか?

私は、これだけだと、「でどうやるの?」って思います。

 

実例で紹介しますね。

 

ぐちゃぐちゃどろんこを体感

個別絵画のレッスンをしていたときのこと。

 

「あのね、どろんこ遊びをしているの」って

ぐちゃぐちゃな絵を書いたお子さんがいました。

 

 

ぐちゃぐちゃです。色も黒茶色。

それをぐるぐるぐるぐる描いている。

 

 

それをね「ああそうなんだね」って答えながら

ああ、本当にこの子はどろんこの中にいるな。

って感じが、先生としてはありました。

(ここを感じられるかどうかは、本当に子どもを見ているかにかかっています)

 

 

 

で、先生としては

ああそうなんだね〜。って言いながら

うさぎとか、ボールとか他のものを描いて、

切り抜いて、一緒に遊んでもいい?

って横においてみた。

 

 

子どもはそれにOKを出してくれて

仲間と一緒にぐちゃぐちゃをしました。

 

時間になっちゃったので、今日のレッスンはそれでおしまい。

 

 

 

 

お母さまには、

その時間とスペースを大事にするお話をしてお戻ししました。

 

子どもはまだ、どろんこ遊びの中にいます。

お母さんは、ぐちゃぐちゃを見て、どう思ったか・・・

まあ、ご自身の感じる成果が一番の方は、

ちょっとむずかしいでしょうね・・・・。

 

何がむずかしいって、こちらの先生としての評価が危うい^^

もちろん、先生として言うなら、

子どもが自分の中に世界を見いださないで、

単にぐちゃぐちゃしているだけならツッコミみますよ。

 

でも、子どもの中に世界があった。

本当にそこがすべてです。

 

 

 

そしてこのお母さんは、そうですか。って帰られました。

子どもの世界を受け止める。って

思ってくださいました。

 

 

 

帰ってからも、ぐちゃぐちゃの続き

 

その後、お母さんからご連絡をいただきました。

 

この5歳児の子。家に帰ってからもぐちゃぐちゃしていたそうです。

(ひたすら、茶色と黒のぐるぐるを、描いていた)

 

 

で、お教室から持ち帰ったうさぎやボールも

クレヨンがついて、茶色・黒に。

 

 

そのうち、家でそれに水をこぼしてしまったらしく

紙の色が落ちたり、水をはじいたりの様子を

お子さんは、「お風呂だ。きれいにする」って見ていたそうです。

どろんこを落とすって、思ったのですね。

 

 

 

ぐちゃぐちゃ暗い色で書きなぐると観るか、

どろんこ遊びと観るか。が分かれ道。

 

 

そして、ムダと思ってうげうげ思うか、

時間とスペースを守ってね。を実際にするか。

もお母さんの対応の分かれ道。

 

お母さんの対応の分かれ道は、そのまま子どもの成長の分かれ道になります。

 

 

なぜなら、このお話には続きがあります。

 

 

どろんこ遊びを堪能した先に起こるミラクル

このAくん。その後どうなったかというと。

あー、どろんこ遊び楽しかった。

とそのままお風呂に行きました。

 

 

いつもは体や髪を自分で洗えなかったのに、

その日は、自分でぜんぶ洗い、

お風呂から上がって自分で体を拭いて、パジャマを着たそうです。

 

 

 

もう、ミラクル!!

 

これね、モンテッソーリの敏感期だけでみると

説明が難しい気もします。

何が成長したの?って思っちゃいますもんね。

 

 

でもね、子どもの敏感期をちゃんと捉える

っていう視点から見ると、

結果的には、子どもの時間とスペースを守らないと

敏感期は捉えられないのです。

 

 

 

そして、この

現実と、ぐちゃぐちゃ遊びの中での想像の世界の行ったり着たりは、

心理学的には、子どもの育ちを見ていくと

とてもよく分かる子どもの成長です。

 

 

 

私のモンテッソーリの講座では、

7回目でその視点と

子どもを支える育ちの根幹に触れる大人の援助を

ご紹介しています。

 

子どもの観察を重ねているお母さま方なので

ああ。と思うお話です。

 

やっぱりここでも体感なんです。

 

 

さて。Aくんのお話。

その日以来、Aくんは自分で毎日

お風呂のあれこれをするようになったそうです。

 

少しづつできるようになった。

ではなく、

ある日突然人が変わったように、できるようになった。

 

 

子どもの体感を甘く見ない

 

敏感期は何をしているか。

そして、敏感期という言葉が当てはまる時期の子どもは

どういうものの理解をしているか。というと

要は体を使って、自分のできることと、

そこから感じることを広げていく時期です。

 

 

何を使っているかと言うと「体感」

体の感覚です。

 

 

効率的かどうかという視点は、その体感を奪いがち。

できたらOKではなくて、どんな感じをもっているの?も大事です。

 

 

お受験をするお子さんを見ていくとき、

この体感を経験している。

あるいはそれまで持てていなかったけど、経験できた。

お子さんは、そこからぐわっと変わっていきます。

なんていうか、ああ、この子は絶対合格する。ってなる。

本当になんていうか、ぐわっと変わるのです。

 

 

敏感期を子どもの発信からていねいに紐解けると

毎日の生活の中で、ミラクルが起きます。

 

 

うちの子、ちょっとどうなの?と思ってしまうとき

まず、子どもを見て、感じるところから始めてほしいなあ。と思います。

 

まず、大人が体感してほしいです。

 

 

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