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9歳では遅すぎる!? お母さまの習慣が作った悩みはとっても深刻
2018年10月21日
お母さんが伸ばす好奇心
おうちモンテッソーリ
菅原陵子(りょうこ先生)です
ここしばらく
9歳〜10歳のお子さんを持つお母さまの育児相談を受けていました。
ホームスタディでは、お子さんに親の関与がいるのは10歳まで。
としていますが、まあ、早い子の場合は8歳くらいから
親の支配下を抜けていく力がついてきたな。
というお子さんも出始めるわけです。
それは、子どもが自立をしていってるってこと。
図にするとこんな感じ。
お母さんの土俵からでていくんですね。
するとお母さんは、
自分の手の中から子どもをだして行くことが必要なわけです。
今回私がお会いしたお母さまは、お二人とも
お子さんが言うことを聞かなくなってきた。
というのがお悩みでした。
でも、私から言えることは
この、図で言う手の部分を
お母さんがをぎゅっと強く握りしめていますよ。
ということ。
昔はいい子だったのに、子どもが変わった。と嘆いている状態でした。
お子さんを幼児のときと同じ扱いで接しているのですが、
これは単にお母さんが子どもに依存しているのと同じ。
必要なのは
お母さんが変わらないとならないってことです。
これをもし、教育者として語るとしたら
多くの幼児教育者は、お母さんがダメだと言うだろうな。と思いました。
教育者として語るのはカンタンです。
でも、それじゃ変わらないんです。
ダメ出しで人は変わらない。
一方でカウンセリングの現場はもっと深刻。
このお母さんが手を緩めない状態が
お子さんの不登校や引きこもりを起こす一因ですし
そうならずとも、大人になってから
メンタルワークでみんなが手放していくのも親への未消化な感情です。
そして、多くのお母さまが子どもを生んではたと考えるのも
自分の親との関係が多いです。
駄目な親
親としてダメ
お母さんご自身や、
お母さんのまわりの方がそういうレッテルと貼るのはカンタン。
でも、レッテルを貼ったところで
変わらなければ意味がない。
問題解決の切り口を見つけるためには、
ダメ親のレッテルは気持ちがいいですよね。
問題が明確になるから。
でも、そのだめを作ってきたのは
脈々と続けてきた、習慣です。
たかだか原因を知ったところで、
解決しなければならないのは習慣。
無自覚、無意識にいいと思ってやってきた習慣。
それをちょっとした知識で直せたなんて人、
私は数えるくらいしか知りません。
ダイエットが続かないように、
子育てだって、そんなカンタンには変わらない
私が悪いんですね〜。ああ、でも思い当たる。。。
じゃあ少しやってみます。というお母さまにあうたび、
それが子どもの変化に間に合うのか?と思ってしまいます。
9歳のお子さんに幼児と同じ扱いをしている
それはちょっとやそっとでは変わりません。
育児の質を上げるための行動は
気がついたときがはじめどき。
そして成果は出やすいです。
でも、その成果はお母さんの満足のためではなくて
子どもの時間に間に合っていなくてはならない。とも思います。
そう思ったとき、9歳では遅すぎる??
そんなことを思った出来事でした。
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