算数・国語・芸術センス・ロジカルな思考力は
幼児期の親子の時間で、育てることができます!
いつ・何を・どうする?がわかる。
お受験合格100%のモンテ教師が教える
いつもの暮らしの作り方バイブル!
”本当の自分”から話す・聞く家族になる。モンテッソーリの会話
親子や夫婦って不思議で
誰よりもわかってほしいし、
誰に対してよりも本音で話したいと思っていながら
それができないというジレンマを抱えていたりします。
家族療法の学びをしていくようになって、
なぜそういうことになるのか?がわかるようになっても
わかるのと、心が満たされる関係が作れるようになるのは違うなあと思います。
今日は、モンテッソーリ・ホームレッスン
講座の受講生のお母様がシェアしてくれた
家族の会話。
「ああ、こんなふうに話せるようになりたいのよ」
って思うと思うお話です。
本当に聞いてもらえるということ
365日お母さんができる
モンテッソーリ・ホームレッスン
りょう子先生(菅原陵子)です。
ホームレッスン受講生のYさんが
きのう、家族の会話をシェアしてくれました。
読んでみてほしいなあ。と思います
あったかい気持ちになるから。
そして、家族って、本当はこんな会話がしたいもの
なのではないかと思うのです。
私は、この家族全員を知っているので、
家族が重ねてきた時間や、変化を思い
とっても祝福なき気持ちになりました^^
ほんとうに「聴いてもらえる」ということ。
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先日じぃじとばぁばのおうちに
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私はひとり、予定があったから欠席したのだけど、
帰ってきたら
なんとなーく
息子がさみしそうな気持ちがあると感じて
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生まれてから、ずっと一人っ子。
パパ、ママだけでなく
じぃじとばぁばも
義弟、奥さん
みーんなから
注目してもらえて
可愛がってきてもらった息子。
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話を聞いてみると、
「みんながハルくんばっかりかわいがって、寂しかった」と言った。
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その日はそれで終わったのだけど、
昨夜寝る時に話していると
その時の話になった。
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息子からめちゃくちゃ素直な気持ちが出てくる。出てくる。
「たいちゃんだけかわいがって欲しい」
「この家に来てほしくない」
「もし、今度来てもたいちゃんは行きたくない」
「生まれてきてほしくなかった」、、、
そういうこと、
言ってはよくないことは
もちろんわかってるだろう。
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でも、とても素直な気持ちだ。
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・
ネガティブ大好きかぁちゃんとしては
そりゃあ、ジャッカルパーティーよ
(毒出しよ)
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落ち着いてきたころ
・
パパにも話を聞いて欲しい
(リビングでひとり夜ご飯を食べてるパパ)
・
一人で行くのは恥ずかしいから
一緒に側にいて欲しいという息子。
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・
素直な気持ちを話すのって
恥ずかしい。よね。
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・
私に抱きつきながら
泣きながら
パパに聞いて欲しいことがある。
「たいちゃんだけをかわいがって欲しい。」
と。
・
・
泣きながら話す息子に
戸惑いながらも
・
・
パパは
パパはたいちゃんだけだよ
たいちゃんが大好きだよ
と。
・
・
そこからまさかの
パパもの気持ちも言い始める展開になる。
・
・
パパにもっと優しくしてほしい。
(ちょっとパパにライバル心がある息子)
私が、
優しくてもらえなくてどうなるの?と聞くと
さみしいし、悲しい、拗ねると。
・
何があって、さみしくて、悲しくて、スネルの?と聞くと
ごまかすパパ。
・
・
「たいちゃんがパパのこと好きじゃない気がするの?」
と聞くと、
・
恥ずかしながらも
そうだよ!と。
・
そこでみんなでゆるむ。
お互い思ってること一緒じゃんって。
・
・
パパが
でも、パパたいちゃんに
色々やってあげてるし、優しくしてるし
今日だって美味しいクッキー買ってきたし
と言うが、
・
可愛がってくれてる感じがしないという息子。
・
・
たいちゃんはどうしてもらうと
パパからの愛を感じるの?
と、私が聞くと
・
・
ぎゅーしてほしい。
と、ここでツッコミ
パパ、たいちゃんとぎゅーしたいのに、
してくれないじゃん!と
・
そうだった。
ちゅー・・・と言いかけ
ちゅーは嫌だと(笑)
・
・
一緒に遊んで欲しい。と
・
たいちゃんは
パパに一緒と一緒に遊ぶと
愛を感じるんだね
と私が言うと
「そう」と。
・
・
昔に
パパとプラレールで一緒に遊べると思っていたのに
予定ツメツメのパパ。
時間がなくて遊べなくて
息子がふてくされてすねたことがあった。
(かなりよくあるのだが笑)
・
その時
「気持のカードやる?」と聞くと
(我が家ではダイアログガードのことを気持のカードと呼んでいる)
・
やると言うので
・
やっていくと
イライラ
むかつく
残念
かなしい
さみしい
いろんな気持ちが出てきて
・
パパとプラレールを一緒にすると
どんなことが
たいちゃんの中で満たされるんだろう?
と、聞くと
「あそび」
「わかちあう」
「つながり」
が出できた。
・
・
一見
一緒に遊んで欲しい。
でも、その奥には
普段あまり
お互いに素直に話せない
パパと
繋がれる
ことでもあったのだ。
・
・
パパが
じゃあ一緒にマラソンの練習しよう!
と言うと、
喜ぶ息子。
プラレールもね!と言う息子。
・
・
寝室に向かう途中
パパが「ぎゅーしようと」言うと
息子が
パパがさっき話をしたことを
受け取ったかのように
大きく手を開いて迎え入れていた。
とても優しいぎゅーだった。
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・
ベッドに戻って
「話してみてどうだった?」と聞くと
「うれしかったし、あったかかった」と。
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「どんなことが嬉しかったんだろう?」と聞くと。
・
・
「聴いてもらえたこと」と。
・
・
素直な気持ちを言うのは恥ずかしい。
でも、
素直な気持ちを聴いてもらえるって
嬉しくって、あったかいよね。
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でも、素直な気持ちって大好きだ。
・
・
と言う
我が家の日常のひとコマ投稿でした。
もしこんな会話ができたら、
愛してると言ったら大丈夫。とか
**と言ったら自己肯定感が高くなるとか、
そんな情報に振り回されtらグラグラ育児をしなくて
ただ、夫婦、親子でぎゅーっとする自分が信じられるようになると思う。
モンテッソーリ・ホームレッスンが目指している世界
=ここで得られることは、そういうことなんだよと
言いたいです。
どの講座も、自分に触れていきますよ。
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