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教具がなくても、提示ができなくても、子どもは変わりますよ。

2018年11月28日

お母さんが伸ばす【最高の好奇心】
モンテッソーリ・ホームスタディ
菅原陵子(りょうこ先生)です


私は子育て中のお母さまのカウンセリングや

育児講座をお仕事のひとつとしていますが

モンテッソーリのお教室も持っています。



何度か、お教室をやめようかな。。。と思ったこともあるのですが

そう思うたびに、不思議と続けたいと思う出来事がやってきます。

また、現場があるからこそ見えるもの、も好きです。


で。

そんなお教室で大事にしているのは

先生としてどんな「場」を作っているのか。を常に意識する。です。

書くと難しく聞こえるなあ。。。。。





じゃあ何が違うのよ。というと、

子どもたちの動きが変わります。




たとえば、先日お教室の体験にいらしたAさん。

私のお教室でのお子さんを見てちょっとびっくりされていました。


Aさんはモンテ園のプレに通っているけれど、

園だと、他のお子さんが活動しているのを

観察していることが多いそうです。

でも、うちのお教室ではお道具(教具)をよく触っている。

活動的だって。


そして、こんなご連絡をいただきました。


帰宅後、お教室で娘のスイッチが入ったのか

おうちで用意してある教具に意欲的に取り組み

珍しく集中現象を見せてくれました。

これにはかなり驚きました。



娘の敏感期を逃さないよう、

おうちでも環境を整えたくて

通いたいと気持ちが強くなりました。





なるほど〜。

あ、ちなみに

お教室と、その園とどっちがいいとかではないのです。

(それ、2択のガチンコ勝負にしかならないし

 そもそも目指してるものが違います)



何を思ったかというと

あらためて「場」って何かなあ。って考えました。

モンテッソーリで言うなれば

私が場として気をつけているのは

教具などのもの=物理的環境が整っているのと

大人の心得12か条のように 「関わる人」がどんな関与をしているか

両方です。



で、関与の方はわりと精緻です。

私本人は大雑把ですが、私が作る場はわりと精緻。

心の勉強や修練を重ねてきていることもあり

それは単に共感するとか、

影のサポーターとしているというような

言葉=理屈としてのあり方

とか

提示をどうする、待っていたらどう?と言うのでもなくて

それはどちらかというと、入り口にしか過ぎなくて、

もうちょっと深いところで自分が何をしているか意識的でいる感じ。

書くと難しく聞こえるなあ。。。。。





ここで、

お教室のアシスタントのKさんが、

このあいだ面白いことを言っていたことを思い出しました。




先生(=私のことです)のお教室に来るお子さんは

いわゆる”出来る子”もくるけれど

落ち着きのない子もいれば、乱暴くんもいる。

傍から見たら「お母さんタイヘンだろうなあ」というお子さんも来る。

でも、先生は、「ああ、そう見えるわね」でおしまい。

ジャッジをしない。

いい・悪いも、善悪も、ない。



でも、そういう子がぐっと変わる。

ぜんぜん来たとき見違える、というか、違う子になってくる。

教具があるからではなくて、先生と話すと変わる。

なんでそんなに変わるのか知りたいと思って働いています。

私も自分の子に、そういう親になりたいと思って。


と言われました。




私はびっくりしました。

働く理由って、いろいろだなあ。と思って^^

そんなふうに見えているのかあ。

と思いました。





提示ができる、できないとか

教具がある、ない。より大事なのは

どちらかというと、自分がどんな場を作るか。です。





家庭でも、お教室でも

子どもに気持ちを持っていかれているとき

子どもにイライラしているとき

あるいは子どもが落ち着きないとき、

見るところは、自分なんです。



お教室中、自分も見ますし

アシスタント先生の周りの子どもたちが

ガヤガヤしてきたらたまに聞きます。

「いま(あなたの中で)何が起きてるの?」って。



 で。



これね。

こちらにジャッジの気持ちがあると、「わ、怒られている」って

アシスタント先生=大人だって思います。

だから、それを言う私のほうが、ジャッジを手放すのが大事です。

子どもにもおんなじ。

夫婦だっておんなじ。




観察という言葉は便利で、待つ・見るみたいなニュアンスがあります。

でも、精緻に言うとただ待つ・見るともちょっとちがう。

「ああ、この子はいま観察中ね」とこちらが放置していては

タイミングを見逃すこともあるし

こちらが勇んで何かを強く出していたり、ジャッジを抱えての関わりをすると

やっぱり子どもは「聞こえないも〜ん」という感じを出すように思います。

口うるさいお母さんのお子さんは、なかなか話を聞かないしね^^




もちろん、みんなそんなつもりでやっているわけではない。

でも、つもりがなくても無意識に

してる可能性はおおいにあります。

結果を見て、「つもりはなかった」ってもったいないよね。

と思うんですね。





ひとつ言えるとしたら

お母さんが変わったら、子どもが変わる。

逆もありで

子どもが変わると、お母さんも変わります。



お母さんが変わるのは講座。

子どもが変わるのはお教室。

どっちも親子が幸せになります。

それが私のしたい仕事なので、私は精緻にここを見ているんですね。




 でもこれ、本当は誰でもできます。

あなたはお母さんとして

どんな場=家庭や親子関係を作りたいですか?

まず、自分に問うてみてくださいね。



ではでは



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