11月1日 どんなときも子どもを信じて、一緒に歩くということ
365日お母さんができる
モンテッソーリ・ホームレッスン
菅原陵子(りょうこ先生)です
11月1日、今日は東京都の
私立小学校の入学考査(お受験)の日です。
私が関わらせていただている皆さんも
事前の面接などを無事通り
今日の日を迎えることができました。
お受験をしようと準備を始めた時期、
お子さんの状態
受けたい学校はいろいろであったとしても
今日、お試験に臨まれる方は
みんな同じ願いをお持ちの方だと思います。
それは
子どもの成長にいいことと思って
選択した時間の積み重ねてきたこと。
お試験に向けて過ごした、これまでの時間
考査の間中に考えたこと、
ご夫婦で話し合われたこと
すべてが財産になっていくと思います。
どうか、お子さんを見つめて過ごされますよう。
そして同じくらい、ご自分を見つめて過ごされますよう。
親子の時間は、ずっと続きます。
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子どもとの時間を、どんなに丁寧に
丁寧に過ごしていたとしても
色んな思いがよぎるのがお受験です。
選ばれるという感覚がどうしたって先立つので
外の世界に評価を求め、
恐れからアレヤコレヤをしていきますが
ほんとうに生まれるものは、自分の内面にしかないです。
それから
親御さんにとっては
記念受験やお試し受験だったとしても、
考査に臨んだ子どもたちは
よっぽどよっぽどポワンとしたお子さんでない限り
自分がどんな状態に置かれ、合否はどうだったのか
意外に、しっかり&ちゃんとわかっています。
なので、このあといろいろなことがあったとしても、
「うちの子受けたけど、ダメだったの〜」
「意外に甘くなかった〜」
「うちの子ダメだった〜」
「まあ、私も本気じゃないしね。働いていたしね」など
そういうお話はなされませんように。
ご自身にとっては慰めだったとしても、
子どもにはそう伝わらないことが往々にしてあります
嘆くなとは言っていません。
嘆きを不用意に外に出していっても
生まれるものは少ないということ。
ほんとうのところで癒やされもしないということ。
そして
子どもの気持ちを守るというのは、
そういう、些細なことの積み重ねです。
あるいは
受かったから、どう。というお気持ちもおんなじ。
合否は結果でしかないです。
子どもは結果ではなく
起きていることを感じながら生きている人たちです。
そこに寄り添う方が増えたらいいなあと思います。
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