2018年11月26日
お母さんが伸ばす【最高の好奇心】
モンテッソーリ・ホームスタディ
菅原陵子(りょうこ先生)です
ピグマリオンと論理エンジンの出口さんが新しい教育サービスを始めるそうで
その講師募集のPRを見ていて、面白いと思いました。
それは、ここ。
新しい教育を広めていく際の一番の”壁”となるのが、
古い教育で育ってきた保護者の方々です。
たとえばせっかく4桁暗算のコツを掴みかけたお子様に
家で筆算を教えられては元も子もなくなります。
保護者の方も一緒に学んでいくシステム
学びを理解していただき、家庭でもその理念を貫いていただくための必須条件。
ひとことでいうと、「お母さん邪魔だってよ」ということだなあ。と思いました。
ふたことでいうと、「手を出すなら手の出し方を知りなさいよ」ってことでもあります。
幼児のお教室では、お母さんの口出しはお邪魔に
ちなみに、中学受験などでは、お父さんの解き方への口出しがお邪魔と
いう感覚値を持っている講師は多いと思います。
邪魔っていうか、口をだしたり、
何かをするべき場所を間違っているという感じで捉えてください。
自分のやり方を伝えて満足しているだけで、
相手や時代にあってないよ!!というのが
言わんとする所。
私のお教室で、毎回レッスンのあとに
お母さんお一人お一人と時間を取ってお話をするのも
ご自分のお子さんと、お子さんのいいところを見つけるためにしているのと
同じだなあ。と思いながら見ました。
邪魔と思うか、願いとするか、はちょっと違いますけどね。
話変わって
おうちモンテっ子のうちの息子さん(小学5年)は、
中学受験の年にかかってきましたが
ここ最近になってやっと勉強をはじめました。
これまで、塾は行くだけ。
学校の宿題も、学校で終えてくるので、
家で勉強をしたことがありません。
通っている学校は、成績でクラス分けがあるのですが、
「この間先生に、家でどれくらい勉強しているの?」と聞かれたけど
全然してないと答えて、びっくりされたよ〜。
自分で言うような子です。
そんな息子が最近勉強するようになったのは、
ある先生との出会いからでした。
で、その先生に言われたのは
「お母さん、よくここまで手を出さないで来ましたねえ・・・・。
でも、育てるポイント掴んでいますねえ」ということ。
(私も評価されていますがな)
手をかけられた癖を直すより
手がかかってないところを手入れするほうがラクなんだそうです。
それは私も自分のお教室でときどき感じます^^
理屈としてもわかります。
じゃあ、自分の子育てで、
これまで私がイライラしなかったか??
というのは別問題。
イライラしましたとも。
私は「授業料を払ってゴミをもらってきているみたいだなあ。。。」そんな感覚を
ずっと持っていました。
だって、息子の部屋には整理されてないプリントが散らかっていますから・・・
これで成績が悪かったら、私が部屋に乱入していたかも知れません。
で、もっとびっくりな話。
せっかくいい先生と出会えたみたいなので
「こういう勉強を家でもさせた方がいいですか?」と聞いたら
「この子にそれをさせたら、伸びないですね〜」
このままの関わりでいてください。それがいい。と言われました。
黙っておいて正解だったってこと!?
そして、親にできる伸ばし方をしていてよかったってこと!?
と思いました。
イライラはします
でも、お母さんが手出しをするべきところと
手を出すならどう出すか。それは知っているのが強みかな、と。
そして、もっと言うなら下の娘は、天真爛漫のんびり学習タイプです。
兄のようなスピードでの勉強は無理だと思います。
子ども一人ひとりみんな違う。
イライラはしていい。
するけど、それを子どもに押し付けない。
ここの勘所がわかると、育児はぐっと楽になります。
ずーっと手をかけなくても、必要なときに必要なことを。
四則演算の教え方、みたいな逐次ついていかなくても
関わり方を知るだけで、本当は大丈夫。なんですけどね。
これは、ホームスタディでノウハウを
ちゃんと自分のものにしたお母様方もおっしゃいます。
このブログや、前のブログでも
ず〜っとそのやり方を書いているのですが
ノウハウを知っても、実践を重ねないことには、、、とも思います。
知ると、できるはぜんぜん違うからなあ。。。。
ではでは
募集中のメニュー
✿個別相談
育児の悩みから「本当にしたい育児」と
【自分らしい育児の軸】を作る120分(無料)
✿お教室
敏感期を見つけて伸ばす、わが子らしさが見つかるお教室
✿子どもの興味がグイグイ伸びる
「おうちモンテッソーリ」メルマガLesson
メルマガの登録はこちら
コメント