地頭のいい子ってなんだろう?と思ったことはないですか?
幼児の垣根を越えて、「学ぶと生きる」を見ていくと、
子どもの伸びる。とその差は
毎日の生活から生まれます。
わかりやすく地頭をはかる指標として
入学テストを置いたら
お受験をみていてもそう。
中学受験もできる子は、毎日の家庭生活が豊かです。
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モンテッソーリ✖子育て心理学で
365日 お母さんができる
モンテッソーリ・ホームレッスン
菅原りょう子(りょう子先生)です
さて、今日はここから。
地頭ってなんですか?
私は、
幼児教育業界は、脅し業界だなあ。と思うことがあります。
・◯歳までに脳が80%完成してしまいます!
・子どもは何でもできる。だからいろいろさせるべき
・子どもに何かをさせない親は悪。
みたいなことを聞いたり感じたことはないですか?
じゃあ、その業界の人がいう、脳科学的遊び
数のお稽古、リトミック、音楽、くもんetc
それのどこがどう地頭になるのか。
そもそも地頭って何よ?はわからないなあと焦りませんか?
(これ、おそらく言っている人も知らない。
これを答えられる先生がいたら、その先生はいい先生です)
で。
地頭は会話でつくられる。
じゃあ、毎日の会話で地頭が良くなるって
どういうこと?っていうのを
私のモンテのお教室は、
0歳から10歳までのクラスがあります。
小学生のクラスは、
1:自分の見ているものや
思っていることを表現する
2:自分が見ている世界を、
パーツでみるのではなくて繋げていく。
そして
3:「考える」ことと「自分の意見をもつ」ことを
積み重ねながら繋げていくこと
をしています。
それは
はー?って思います??
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・カンヅメのヅメってどうしてツメ?
・どんな料理をして食べた?
・どんな時に食べた?
・じゃあ他にどんな缶詰がある?
この日の表現の課題はコレ。
そして、自分が食べたことがある缶詰や、
こんな缶詰あったらいいなあ。と思うものを描く
表現してもらうときは、
子どもたちの発言を何一つジャッジしないで
拾っては広げていきます。
「あるもの」しか言葉にしない
たとえば、いつも正解を求められていたりすると
だけど、その子は「言えない子」ではないし
言わないことが悪くもなくて、その後にあるものを聞く
人と違ったポイントがあってもオッケー。
子どもたちの反応は素直だし、
わかりにくかったら、クリーンに聞けばいい。
誰かが誰かを厳しく突っ込んだら、
やっぱり少し分かるように紐解く問いをしてあげる。
そんなことから少しづつしていきます。
家庭で培う子どものチカラ
でね、これ、ご家庭の会話や親子の様子がとても見えるんです。
お受験(=幼児)で行くなら
ご家庭の関わり方や価値観、
それこそ頭が良くなるか変わり方をされているかどうかが、
行動観察に全部見えるのですが
小学生は、それが顕著な差になっていきます。
お教室に長く通う子は、
やっぱりお母さんも引き出し上手。
毎日の生活にちりばられたエッセンスがにじみ出ます。
でてくるものを広げていく。
他の人に質問をしてみる。
純粋にそれぞれが知っていることがつながっていく面白さがある。
この日はついでに、
缶と瓶とペットの違いから
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何で瓶?
何で缶?
何でペット?
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それぞれの特徴とメリット・デメリット、
作り方、入れるもの、形
運ぶときの便利さ、歴史、
お金、購買欲への影響、プレミアム感etc
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話せることはゴマンとある。
一人ひとりが毎日の生活で
見たり聞いたりすることがつながっていく。
見ている子は見ているし、見てない子は着眼点を知ったりね。
日常で知っていることから
カンヅメひとつでも
知る世界は広げられるんですよー。
本当の地頭は、これをご家庭で積み重ねていくことで
作られていきます。
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目次
モンテッソーリ・ホームレッスン 10期
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モンテッソーリ・ホームレッスンは
モンテッソーリ教育で培う興味・集中力
ロジカルなチカラ、言語力と表現力etc
中学生以降の育ちにつながるすべてを幼児期から取り組む
そして、親子で思春期でもお話ができる家族になる
お母さんのあり方を、自分らしく整えていく講座です。
まずは
ご自身のご家庭や育児を振り返る
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