2018年09月18日
お家でできる&ママができる
モンテッソーリ@ホームの
菅原陵子(りょうこ先生)です
今日は、夏に個別相談を受けられた Mさんのお話。
M.Sさんは、すでに他の先生のところで
上のお子さんが小さいときに、モンテッソーリ教育について
学ばれていらっしゃいました。
知識はある。
また、お母さまご自身も軸がしっかりあって
講座を受けなくてもいいですよ。と私が言ってしまったくらい
なんていうか、とってもご自身を真ん中に生きていらっしゃる。
そんな方でした。
お母さんが育児の軸がしっかりしていると
実は、もっとできることがある。
対話を深め、子どもと本音で話すためのスキルをご紹介できるのですが
そこにダイレクトに行ける方、でした。
そんなお母さま、100人お会いして、一人くらい。という感じの方。
でも、M.Sさんだって、自分の育児で気になることはお持ちです。
イライラすると、思うように出来ない。
上の子と、下の子で気になることが違う。
下の子をみていると「どうも何かが揺さぶられる」
私はそんなお気持ちだな、と受け止めていました。
育児で、イライラもやもやするのは
子どもに自分と違う価値観を見るからです。
そして、揺さぶられて考えることで変化し、大人も成長します。
そんなM.Sさんの感想を、紹介しますね
1:何に惹かれて、あるいは
どんなことを知りたいor解決されたくて
お申込みされましたか
子ども達が学校へ行っている間に、比較的近くでお会いできたので。
おうちでモンテッソーリの「てんしのおうち」を3年間、文化教育、平和教育、宇宙教育まで学びましたが、学んだだけ子どもに生かせているとも思えず、もっと実践できるようになりたかったので。
分かっていても、疲れや頭痛など体調が悪いと、イライラしてしまったり、子どもとゆったりと向き合えなかったりして、そのような後は罪悪感を抱えるという悪循環からなかなか抜け出せなくもあり、自分が変わるヒントが何か得られないかと思ったので。
2:思っていたことは、どう解消されましたか
すぐに解決することは難しいと思いますが、
色々ヒントを得ることが出来ました。
また、具体的に子ども達にどのような接し方に変えると、
今までと違うのか、また、どんな意識を持っていると違うのかがクリアに分かりました。
解消解決されるかは、
聴いたことや学んだことをこれからどう活かしていくかにかかると思います。
3:それ以外に、何か発見はありましたか?
手は出さない、口出さない、答えもださずに待つ、
とにかく信じて待ってみて、
「助けて」「手伝って」と言ったら少し手や知恵を貸してみる、というスタンスでいましたが、
時間がない時、疲れている時、体調が悪い時、
気持ちがダウンしている時、自分だけが家事や料理をしていて家族はグウタラしている(ように見える)時は、怒りさえ感じてしまい、寛容になれずに同じ失敗を繰り返すことに辟易していました。
良い解決法が見つからないために
その痛みや傷に蓋をして、とにかく毎日をこなしていかねば、という自分の思いがあったこと、
そして、その思いはスルーしてよいものでもなく、悪でもなく、そういう自分を受け止めてあげてよいのだということを、認識することができました。そして、それがあって、そこから、子ども達と「本音」で話せるのだと思いました。
4:個別相談を受けたことで
ご自身の育児がどう変わりですか?
意識してたくさん褒めるようにしてきましたが、
褒め方やポイントがずれていたことに気づきました。
本人を褒めていることが、実は少ないのだと気付かされました。
褒める言葉がけ1つにとっても、よく吟味し、よく選ぶことが大事なのだと気付かされました。
4:その他 なにかありましたらご記入ください
自立し、自律出来るように育ってほしいと願い、
ちょった突き放してしまうこともあったのですが、
「本音」で話しにつきあっていくこと無しに、
それはあり得ない、くらいに感じました。
ですが、子どもは100人いたら100人の色があると思うので、こう聴いたからこう、ということでもなく、
やはり、子どもをよーく「観察」すること、何が本当のニーズなのかを素早くキャッチして、なるべく早くそのニーズに応えてあげることなど、やはり基本に忠実に、と思わされました。
とはいえ、日々子どものニーズは変わり、突拍子の無いことも飛び込んできますし、軸をブラさないで、いきたいなと思いました。
Mさんは、軸をぶらさないで行ける力があるなあ。思います。
でも、多くの方はそうではないです。
毎日、こどもに揺さぶられてまくり。という方がほとんど。
で、個別相談では、必ず改善点を持ち帰ってもらうのですが
ここで、考えてみてくださいね。
何かをするときって実は
1:何をするか→これだと思うまでの試行錯誤の時間
2:これだ!と思ってから試行錯誤する
3:身につけるまでの時間
の3つのステップがあります。
子どもに直接関わるのは2と3
実は1の試行錯誤は、
「子どもとの良い時間をつくりたい、知りたい」という方には
ムダな時間です。
プロでもないのに、ああだこうだやるだけ、時間のロス。
方向を知って、型を知って、やってみるのが大事。
それに、お母さんのそのムダなまごまごの間に
実は、お子さんは育っています。
育つほど、共育ちのハードルは上がります。
もし、あなたのしたいことが「子どもに最高の環境を作る」でしたら
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