自分のペースで。という大人の成長は、やっぱり遅い！？

2018年10月02日

お母さんが伸ばす好奇心
おうちモンテッソーリ
菅原陵子（りょうこ先生）です



10月になりました！

9月は、お受験をされる方の願書や面接の最終チェックの月でした。

私がかかわらせていただいたお子さんは

これまで全員合格されているのですが

絶対はないお受験。毎年この時期はドキドキします。



なぜって？

私は、【家族をつくる・調える】を使命に仕事をしているから。

お受験をしてもしなくても、親子で幼児期に到達してほしい状況は

変わりません。


お受験は、期限が決まっているのでしっかりやるだけ。

そしてやり方を間違えなければ

家族がとても整う、良いものです。

子どもの成長にしっかり寄り添えるし

親御さんも自分とパートーナーをよく理解できるようになります。



で、9月はその第一ゴールが見えるとき。

やっと船が出せる状態にまで来たかな。という感じです。

一般的にゴールは受かること　なんですが

そのために、夫婦親子で到達してほしいゴールがあるのですね。



願書やそのためのワークを見ていると

ご家庭が今どんな状態か

不思議と手に取るように分かるものです。




子どもばかりなんとかしようとして、

親が自分で汗をかかない

そんなご家庭は、やっぱり厳しい・・・・。

最後に差をつけるのはそこだといつも思います。



汗をかくというのは、

自分がどうこうとか、ごちゃごちゃ言ってないで、

親としても変わろうと努力すること。

子どもやパートナーがどうこうじゃなくて

一人ひとりきちんと自分自身を見ていくこと。

人任せにしないこと。



子どもをせっつきながら、

自分は自分のペースで・・・という方は、

やっぱりちょっとストレッチが弱く感じることが多いです。



そして、残念ながら

子どもの頑張りを親が台無しにするなあ・・・ということも

あります。

面接の練習が顕著なのですが

勇んでいた親ご自身がでもびっくりするくらいできなかったりね＾＾



忙しいのはみんな同じ。

でも、それっていいわけです。

子どもをお試験の場に立たせるなら、

親もつべこべ言ってないですることをする。

それが差をうむと思っています。




子どもたちは自分で成長するチカラがあります。

子ども達は子どものペースがちょうどいい。

それを見ないか、思い出したように時々思って

大人が何かをしてあげなくっちゃ！と思っていると

ちょっと残念。

大人も自分を調える。大人も成長する。

求められるのはそこだと思います。




お受験するしないにかかわらず

親子で一緒に育つ。がやっぱりいちばんです。



❤あなたの子どもが　好奇心＆レジリエンスを持った子になる！