算数・国語・芸術センス・ロジカルな思考力は
幼児期の親子の時間で、育てることができます!
いつ・何を・どうする?がわかる。
お受験合格100%のモンテ教師が教える
いつもの暮らしの作り方バイブル!
家庭でできる知育だけで、本当に子どもは伸びるのか?
おうちでできる&ママができる
モンテッソーリ・ホームスタディの
菅原陵子(りょうこ先生)です。
モンテッソーリ的な子育てをうちでしているだけで
特別な習い事はいらないのか?というお話。
私のお教室に1歳の終わりくらいから通っている
古株の男の子、K君がいます。
そのK君が小学校受験の年になりました。
お受験は、モンテッソーリ教育を受けていたら
何も準備をしなくてもいい。というのはちょっと違います。
ただ、
普通のお受験塾のようにプリントをしていたらOK
というのでもなくて、
やっぱり、のちのち考える子になるための学び方がある。
そこにモンテッソーリ教育は役に立ちます。
お受験はお教室でもサポートしますが、
小さなお教室なので、
お受験は外部のお教室もご紹介します。
で、
私がお受験を教えるために修行していた中で
この子にあうだろうなあ。というと思う先生を紹介したところ
さっそく体験に行かれたそうです。
K君はどうだったか?
なんと!
その体験の授業で、先生の質問に
たったひとりあっている答えを言ったそうです。
「先生にびっくりされました」とお母さん。
(私もそこで働いていたので、先生の顔が浮かぶし
どんな質問をして、この時期に
だいたいどんなお子さんがこたえられるかイメージが付きます
K君がこたえられるかまでは、わかりませんでしたけどね
( おお、K君いいところにいるなあ、と思いながら聞きました)
家庭でできることだけで大丈夫?
家庭でできることだけでホントに大丈夫?
気になりますよね。
K君はうちのお教室以外はバレエを習う、
いわゆるいろんな知育をしているお子さんではありません。
月3回、うちのお教室にきて
お子さんの今したいことをもとに
のんびり家でできることを楽しみ、
時々あれっ?!と思ったら
わたしと相談しながら関わり方を変えて来たご家庭です。
ときに、「先生、これもこれもついでに教えたら早いじゃないですか!
なのにやらないんですよ。もう!」
みたいなことをお母さんが言ったとしても
時期じゃなければやらないよ。という私の答えに、
「ああ、そうだった。そうだった」とこれまた思い直して歩まれて来ました。
お受験塾の体験に行くまで
「うちはそんなに知育をして来たわけでもないし
まあ、そこそこできればいいと思って」とおっしゃっていましたが
「先生(私)に家庭が大事だよと言われたてきたのって
こういうことなんだな、というのがいくつかありました」
とも話してくださいました。
うん。家庭でできることって本当にたくさんあります。
子どもの理解は段階的
ちなみに、1つの質問が正解だからって
それってたまたまの可能性だってあります。
でも、ご紹介した塾は
段階的にものをつみあげていきます。
なんていうか、無茶がない。ロジカル。
K君が答えたのは最終段階の質問でした。
ふと興味がわいて、うちのお教室の中でもK君に
いくつか系統的な理解が必要な質問をしてみたのですが
ちょっと考えて、すいすいっと答えていました。
お主、できるな。と思いました。
(お教室では普段はお受験とか知育的な理解をチェックする目で見ていないのであらためて)
おうちでモンテッソーリ的に暮らすとはどういうことか?
じゃ、K君のお母さんがしてきたことは何か?
わかりやすくいうと、
子どもの興味を見つけて伸ばすこと。
言葉にするとチンプですが
実践できている方はそんなにいません。
↑例えば、子どもが「し」という文字を読んだらどうするか。
事実として、「子どもが『し』って文字を読めたんだな」
ととらえて、そこから広げていく。
子どもが知っているのは「し」
だから、「し」を使ってできることをしながら
少し世界を広げてあげる。
です。
子どもの興味は大人の思う「カテゴリ」ではないかもしれない
こどもの興味を見つけて伸ばす。というと
大抵の場合、サッカーとか野球とか、算数とかパズルとか
こんなもの。というカテゴリとして
言葉に落ちるものを連想されます。
それが大人の理解。
子どもの興味はもっと微細で、発達と連動しています。
モンテッソーリ ・ホームスタディでは
それをお母さんができるようになることを目指しています。
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