
世界一やさしい
おうち”ゆる”モンテッソーリ
0歳から10歳まで、2万組の親子の困った!96の疑問をモンテッソーリで解決!しつけは?今どきの教育は?知育は?夫婦関係は?etc.全ページイラストつきでよく分かる&すぐできる、お家だからできるモンテ的子育ての本
世界一やさしい
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「世界一やさしい
おうち” ゆる” モンテッソーリ」
を購入した方にプレゼント
絵本を読んで育っても、国語ができない子4割 !? をなくす。いつ?どの本を?どう読めばいいのかわかる。非認知能力、想像する力、コミュニケーション力 etc. 令和の時代の学力の新定義に完全準拠の Spesial Mook です。
おうちでできる&ママができる
モンテッソーリ・ホームスタディの
菅原陵子(りょうこ先生)です。
今日はモンテッソーリ 教育基本のき。
お母さんが一番悩ましく思いがちな秩序の敏感期
を知ったところで、
今日はなんで?というお話に入っていきます
敏感期は、子ども取っては大ごとなのです。
たとえば、こんなことが起きたとき
実例1)
「幼稚園に来るとき工事をしていたのでいつもと違う道を通ったら
ぐずって泣いて、幼稚園に遅刻した」(場所)
実例2)
「Tシャツを洗濯したが 洗ったTシャツを着ると言ってきかず
幼稚園まで振り回して(乾かしながら)来て、乾いたら着た」(もの)
実例3)
「お教室の帰りにパンを買って帰るのだが
いつも買っているパンが売切れで無かったら
突然お店の前で泣き出して大変だった(習慣?モノ?)」
<大人にとっては>
幼稚園に行くなら、どの道を通たっていいじゃない?
=着けばいい
シャツならなんだっていいんじゃない?
=要件が足りていればいい
いつものパンがなければ他のパンだっていいじゃない?
=食べられたらいい。ほかのパンだって楽しみ。
ですよね。
でも、
<子どもにとっては>
要件が満たされたらいいのではなくて
「これでなければならない!!」のです。
ぴったり、いつもと、完全に同じ。がいいのです。
子どもたちは0歳からだいたい3歳くらいまで
見たもの、聞いたもの、触ったものetc 五感を使って
自分の世界を作っていきます。
(くわしくは → 3歳までのお母さんにできること)
それはまるでカメラのシャッターを切るように
1枚1枚、すべてのシーンを、体感を伴って
ため込んでいっているようなもの、と言われています。
だから、ちょっとした違いが違和感になりえるのです。
私たち大人でも、
なじんでいる部屋で誰かがいつもと置き場所を少し変えたら
わかりますよね。
子どもたちの感覚は、その感じがもっと鋭敏。
そして、「仕方ないな」とは思わないのです。
なぜか?
ちゃんと意味があります。
そうやって、子どもたちは
自分たちの世界(環境)を確かめながら
安心安全な場であることを確かめながら
大きくなっていく。
その秩序をもって
世界は安心。生まれてきてよかった。
この人は大丈夫な人。ここは大丈夫な場。
それが得られて、はじめて
いろいろチャレンジする子どもになっていく。
そんなところにつながっています
あ!念のために言うと
つながっている、は私の解釈です
でも、毎日ものがころころ変わるところで
気持ちの安定がなかったら、安心安全感は培われないです
これは、どちらかというと、心理学やカウンセリングでの学びを入れた解釈。
いろんなつながりがあって、モンテッソーリってすごいのだな
という理解が深まって行ったり
発達の連続性が腹に落ちたりした部分です。
前に書いたのは
まだねんねの時期の話として書いていますが
この安心安全は、ベースとしてオヤコでずっと
どんな成長の時期も貫かれている事が
たいせつだと思っています。
そして、子どもの発達を知っておくと
育児はぐんと楽になると思っているので
「予習」って観点、すてきだなあと思います。
ただしね。お母さんが予習して実践するとき
その気持ちのどこかに
「これで抜きんでるこどもになる!!」とか、
「先回りして子どもを伸ばす」というような
コントロールしたい思いが入るととても苦しくなります。
そして
知識を持っていたとしても
たとえば秩序の敏感期だ!と分かったとしても
それは原因が分かっただけ。
どう対処するの?がお母さんの知りたいところじゃないかな。
と思ったりするのです。
モンテッソーリ・ホームスタディはそこを目指しています。
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敏感期のお話はこちらも
*DVやお受験など、デリケートなご相談は有料でお受けしています。多くの場合は、無料の個別相談でご対応可能ですが、ご自身の相談がどちらかがわからない場合は、一度「個別相談のフォーム」からその旨をお送りください。
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